ここ数週間で、為替は大きく変動しそれに連れて株価も乱高下している。個人的には日本の株は本来もっと高値の価値であり、逆になんで今頃日経株価の最高値をつけたりしているのかわからない。何年も前に4万円台をつけて今頃は5万円台をウロウロしているのが普通だと思っている。もともとは金利のない世界を作り上げたことが大きな原因だと思うが、我々も肌では感じないが金利のない世界に慣れてしまっている。利上げなど数年前にやっていればアメリカとの金利差もこんなには生まれなかったであろう。為替トレーダーにとってはこんなチャンスもめったにないだろうが、一般的に初めて証券口座をもって初めて100株を買い、上がったり下がったりすることで一喜一憂してしまう初心者投資家にとってはこの数日間は寝れない日もあったことは容易に想像がつく。
さて、私も株や為替トレードについてはプロほどではないが、多くはゲームで使う仮想通貨の変動で少し勉強した。どちらかというとゲームで稼ぎたいから必然的に勉強せざるを得なくなったと言った方がよいかもしれない。為替変動のチャートや株価の変動は一般的にチャートから読み取る。ほとんどは過去検証やデータ取りで現在価格から未来価格までを予想する。予想と言ってもギャンブルとは違い必ず根拠があってトレードするのである。なのでこの過去検証と将来の予想値が結びつくことが前提となる。たいていの人はそろそろ上がりそうとかこれ以上はあがらないなど根拠のない予想をする。そう、だから負けるのである。為替や株や金融資産取引はやってみればわかるが、今が買いと思い、買ってみるとたいていの場合、買ったすぐに下がるのである。もちろん自分もそうであった。根拠がないからである。ロジカルに考えてトレードなんかするものではないと思われる方も多いが少なくとも私の周りでこれで勝ち進んでいる人間は一人もいない。NISAなども同じだ。金融機関に進められていざやってみると、自分のお金を金融機関を経由してプロの機関投資家が売買しているだけである。実際には相手はプロなので損することは少ないまでも自分でのトレードについての考えは1㎜も反映されないのである。預金をするよりマシというところだ。上手くできた制度で複利で買い増ししていくのでおそらく大損はしないであろう。しかし、私にはむいていない。なぜなら何年も積み立てをしているだけで、いわゆる含み益を持っているだけで自由に今日明日使えるお金ではないからだ。それならば自分で投資した方がマシと考えてしまう。今回の為替変動、円高ドル安は日銀の動きやアメリカ経済を気にしていればある程度予想はできたはず。株価もテクニカル的に言えば1度は下がることは簡単に予想できたはずである。ニュースもとんでもないことが起きたように報道しているが、確かに歴史的な値動きであるがそうそうビックリするものではないのである。私の周りの為替トレーダーたちは逆にこの乱高下で爆益を上げたはずである。私の場合爆益とまでは言わないが小さいロット(為替の場合、ロット数でトレードする)で軽く1か月の給与分くらいは利益が出ている。
少しづつではあるが、勝率も上がり複利で金額も上昇してきている。テクニカル的にもかなり勝率の高い手法でトレードしている。手法に関してはあれやこれや人の手法を真似て負け続け、やっと自分なりの手法が出来上がった。億トレーダーまでの道のりは長いがやっとトンネルから光が見えてきた感じか。来年位にはトレード手法講座を開きたいと考えている。