ドル円が150円超えてから長いレンジ相場となっているが、2024年1月初めには141円台前半だったのにすでに10円以上円安になっている。つられて日本株式市場は過去最高を更新しており、豊かな国なのか単純に円が信用されていないだけなのか全くわからない。我々のような中小零細企業にとっては日経平均が上がろうが下がろうが何のも関係ないのだが、世の中の賃上げムード、物の値上げムードが加熱すると一気に生活に打撃を与える。印刷や製本加工賃の値上げムードが伴えばピンとくるのだが、実際かかる経費は上昇、売り上げは減少となると利益もくそもない。正直アホらしくなるのである。これで年末までに利上げなどを日銀が発表すれば喜ぶのは金融機関くらいなものだ。とは言っても1億何千万人かの私一人がどうにかできるものではない。同じような考えを持った人間がいてもどうにもできない。ただ吠えているだけの負け組に近い。
さてこういった場合にまずやるべきこと、会社にとっては方向転換しかない。この作業には一層の力を注ぎ、いち早くトレンド変換するしかない。個人にとってはどうか?ほうこうもくそもないただの人生の暇つぶしに生きているうえでは何もかわりようもない。物が高くなったら物を買わないようにするだけだ。しかしそれだけでは何もおもしろくない。かといってゲームや車はお金がかかる。(お金のかからない趣味をみつければいいのだが・・。)数年前から始めた少額取引のEFTやFXに本気をだすか。と思い昨年くらいから1000円券(10000円券が一般的)でチョロチョロ為替相場の値動きに投資してみることに。単純に1000円券の場合、1円相場が動けば1000円動く、貼り方によっては1日3千円程度は儲かるのである。テクニックや手法については暗号資産と同じ考え方なのでそこそこは慣れたものである。しかし慣れたから儲かるわけでもなく、やはりコツやテクニックを磨かないと大損することになる。この手の勉強はまあ真面目なもので1日3、4時間は平気で本も読めるし、実践のシュミレーションで練習もできる。決して才能があるわけでもないのだが、この手のデータ取り、手法の訓練は大好物な作業である。貼る金額も年末までは50万円突っ込み20万円プラス、1月は30万円マイナス、2月は追加で50万円突っ込み10万円プラス、3月は20万円プラス、4月は6日時点で10万円プラス。とまあまあの出来だ。勝敗も5割から6割まで上がっており、生活費くらいは稼げるレベルになっている。順当に損切さえ間違えなければまあまあの収入源が見込まれる。税金の事や時間がない場合のことを考えると勝率は7割、1か月50万円プラスにはしたいところだ。その中でもドル絡みは全く勝率が悪く、ドル円相場はことごとく負けている。アメリカでの動きの情報が入りやすいためか、テクニックプラスアメリカからの情報にまどわされてブレブレの取引である。これで勝てるわけがない。そこで情報量の乏しいユーロ円、ポンド円に切り替えてみたところ、テクニックだけの投資なので8割くらいの勝率になる。必要な情報と言えば、日銀の動きとイスラエルの戦争情報くらいなものだ。ファンダメンタル分析がいらないことは時間のない人にとってはとても助かる。もちろん大幅な動きがあった場合には世の中の勉強や情報を瞬時に取り入れる必要はあるが、今のところは好調だ。日の稼ぎ額は楽に1万円は超える。平均値での稼ぎは必要不可欠なのでもう少しやってみてデータ取りしていきたい。4月6日現在、ユーロ円為替相場は164.4円。ユーロ円は週で2、3円のボラがあるので稼ぎやすい為替である。YouTubeなどでいろんな手法やテクニックを紹介されているが、参考までにしておいて、くれぐれも手法だけは自分のオリジナルを確立することが望ましい。商売においても投資においてもまずは失敗、損をしないと進まないのである。