もうフレーズを聞いて久しくなるが、先日たまたま友人からBTCについて話す機会があった。その友人は何年か前に10万円分のBTCを買って今では億り人と呼ばれる部類に入る。仕事は継続しているがそのあとの生活は一変したらしく相当ゆとりもあるみたいだ。一昨年はビットコインとイーサリアムで火が付きディトレードにはまったが寝ている間も価格が気になり、10分おきに目が覚めるほどの状態となって最終的にすべてのコインをうっぱらい辞めたという。奥さんまでも同じ状態になり回復までには相当苦労したという。なんとなくわかる。金額こそ違えど、私もオンラインゲームでこの経験があるからだ。損しても寝れない、得しても寝れないのである。それは経営とも似ている。自分も商売につかり始めてからというもの、仕事のミスで赤字になっても寝れない、うまくいっても来月の資金繰りで寝れないのである。慣れることはできるが、結局のところ安心した落ち着いた状態で寝ることは少ないのだ。今でこそキャッスレスの流れが加速して周りに馴染んできたが、本当は紙幣、コインを現物でみないと不安になるのである。これは年齢なのであろうか?もしかすると今の小さい子たちは現物の紙幣など見ないで生きていくのだろうか?
考えるとまた寝れなくなる。