ポイ活という言葉もそろそろ聞きなれてきた。スマホの普及とコロナの影響かデジタル時代なのかはよくわからないが、とにかくなんでもかんでもポイント、ポイントである。以前は会員登録でポイントカードをもらいスタンプを集めて割引やプレゼントをもらう。結果、次の購買につなげるものが多い。企業の販売戦略に利用されるケースが圧倒的に多いこのシステムは消費者がリピートするならよいシステムだがそうでないと面倒なだけである。楽天やアマゾンなどECサイトが終結しているものは結果お金と変わらない価値を持たせてくれるので有効であると思う。
実際、自分もふるさと納税を楽天サイトから探し、10倍ポイントの日にカードで決済するため10%以上の還元を受けていることになる。ただしこの制度を使うのはここまでで、企業のリピート戦略にはのらないようにしている。物を頻繁に買う癖がついてしまうからだ。物価高になっている現在では一見お得感を見せるこの手法は高いものを少しの還元で買い続けるのである。まあ、これで世の中経済が回復するならそれはそれでいいが、自分の場合はこのシステムをもう少しアレンジして実際のお金に変えている。ものは買わずに現金を貯める方法の1つで、日本ではあまりなじみがないが海外ではかなり浸透している手法だと思う。
そして、何より暗号通貨や為替の動きも併せて勉強できるので一石二鳥と言える。MOVE2EARN(ムーブツーアーン)がそれで体を動かしてゲーム感覚でポイントでなく暗号通貨を貯めていくのである。日本でもよく見かけるアプリで歩くだけでポイントが貯まるなどのそれと同じであるが、海外サイトの場合、実際ゲーム感覚で投資までできるのだ。代表的なのはビットコインにまつわるものだが、還元率が低いしゲーム性がない。面白いのはstpenやカロランなど靴(サイト内で使用するNFT)を仮想通貨で購入し、自分の歩行速度などにあった靴をみつける楽しみがある。現実のものではないが、サイト内で実際にそれを装着し決まった速度で決まった時間歩くのである。こうしていくらかの仮想通貨、例えばFIT通貨やsolona通貨を稼ぐのである。稼いだ通貨はBNBやイーサリアムなどの大型通貨に変換し海外の交換所でドルテザー(いわゆるドルの暗号通貨)やビットコインにして日本の交換所に持ち込む。出金できない場合もあり、スリルもあるがこの流れを覚えて物にするのが楽しい。途中手数料(運賃みたいなもの)が数か所経由するため実際には8割くらいしかならないことが多いが交換時には相場を見て為替レートと合わせると儲かることも多い。
デメリットとするとこの手のサイトは紹介がないと入れないがⅩやYouTubeなどで入手できる。あとは通貨交換や最初の初期投資がかかることが最大のデメリットだとは思う。メリットはポイントでなく、実際の現金が手に入ることと健康だ。ただ、歩くのではなく張り合いもある。自分はカロランとsweatcoinという2つのアプリを同時に機能させれば2重に稼げるのである。アプリ自体に課金しなければせいぜい日本円で100円にも満たないが、通貨が高騰しているころは1日60分程度歩いて30,000円を超える日もあった。もちろん通貨が高ければ靴の相場も上がるので今なら2000円程度のものがその時には10万円を超えるものも多かった。これはサイト内で1つの経済圏を作っておりその中で現代世の中の縮小版を味わえることもメリットと言える。ゲーム性と体を動かしながらNFT、ブロックチェーン、為替を勉強できるポイント還元の仕組みとはまた一味違ったものが最高楽しい。海外サイトの他にも海外通貨交換所や自分の海外ウオレットを持てる快感はポイントアプリとはわけが違う。また一瞬ギャンブル性もあるかと思いきや全くそれはなく、まさにDX社会を満喫できるのである。
海外株やETFなどの勉強も派生して学べるので大げさに言えば世界経済を勉強するチャンスにもなる。最初のとっかかりは大変な思いもするし上手く送金できないなどリスクもあるが1万円損するぐらいの感覚で始めてみるのも良いかもしれない。更に小学校や中学校でこの手のお金リテラシーを上げる勉強を義務教育化すれば良いのにと願っている。先行き不安材料の多い日本社会であるが、会社社長も勤め人の方もできの悪い政治家たちの政策に期待するよりはるかに楽しく生きれる希望の持てることを自ら行動すべきであると思っている。
ポイント還元社会、どう生活に生かすかは自分次第である。