CALO RUNとばされた!

メタバース。最近よく聞く言葉だが、コロナになってからは、もし仕事がなくなって収入なくなったらどうしようと考える日が増えた。ゲームフィクションで一時稼いだ経験があったためまたゲーマーの道に入るのも手と思い少し探りを入れてみた。当時、2015年あたりにめざせ!オンリーワン、通称メザでコイン、ゲーム内通貨をヤフオクで売って稼いでいたのだ。たぶん今は禁止されていると思う。メザの通貨はおにぎりで1おにぎり=10円だったのだが、1年後には1円まで暴落していた。おにぎりを稼ぐにはゲーム内でNFT商品、メザでは武器や車などであるがこいつを課金して手に入れる必要があった。しかし1万円課金しても100円稼ぐ日が続き落ち込んでいたころに仲間から稼ぐ方法を教わった。今ではあり得ない手法であるがアップルidを使わず、シムレスのiphoneを買い、そこにwifiでつないだ状態で脱獄アプリ(違法アプリ)を入れ込むのだ。何が起きるかというと、複数のメザアカウントを作るのだ。アカウントにはid(メールアドレス)とパスが必要であり基本はLINEから招待される。招待した側もする側も10おにぎりがプレゼントされる。当時のiphoneで1台で約300体のメザアカウントを作れたので、招待を繰り返せば1日で600おにぎりが稼げる計算だ。こいつを5iphoneを使い、作っては消しの作業をクリア消すと毎日3万円稼げるようになるのだ。しかし、アカウント作成には結構時間もかかるため睡眠時間を削りながらiponeと向き合うのだ。これをヤフオクにまとめて売るのだ。取引はサブアカウント(バイヤー専門)をメザ内に作りそこで取引をするのだ。実際には現金取引のみなので口座を確認してからプレゼントする信用取引であった。おにぎりの相場が7円くらいになった時、当時の新卒、大卒出身でゲームに興味のある新人にアカウント作成とヤフオクの取引をさせた。事務所にはおにぎり相場表を貼りだし、まるで株式のような扱いをしたのだ。とてもなつかしい。そう長くは続かないとはわかってはいたため、最終的には脱獄iphoneとゲーム内のNFTをすべて売りつくすことにした。計算はしてないがおそらく人件費を含めた出費が500万円くらい、売り上げは楽に1000万を超えたと思う。メザはオンラインゲームでLINEなど使わなくても他人とやり取りができる。しかもゲームには性格もでるのでより親密度が深まる。事実、今の嫁はこのメザ内で知り合っている。もちろんオフ会も数回やっているのでリアでもやり取りをしているが・・。

さて、懐かしい話はここまでとし、このゲーム内でのNFTの販売、通貨、ゲームフィクションをすべて兼ね備えたバーチャル空間はないものかと探っていたのだ。仮想通貨や変動するものはゾクゾク、わくわくするものである。しばらくして動いて稼ぐM2E(ムーブツーアーン)に出会う。

具体的には何をするかと言えば、メタバース空間、リアルな街並みに靴を買って歩く、走るのである。靴は性能やヒストリーによって値段が違う。安いものは1000円くらいから高いものは80万円くらいと様々だ。しかも靴はリアルではなく、このメタバース空間のみ使用できるNFTだ。何を言っているのかさっぱり???と思うかもしれない。その靴は仮想通貨で購入可能だ。仮想通貨と言ってもビットコインだけではない。もちろん最初はビットコインを買い、そこからそのメタバース空間を作っているアプリで使われるコインをチェーンないで交換するのである。必要なことは国内のコインチェックなどの仮想通貨販売所、bybitなどの海外通貨交換所、海外のお財布代わりとなるmetamaskなどだ。実際のお金を扱う以上に緊張する。そしてそれぞれのwalletには秘密暗号キーが設定される。12個の暗号キーをなくすと2度とインできなくなる。最近の芸能人でもこの話がでていた。

さて、無事に靴を購入し、靴を育てるのである。レベルやパフォーマンスをカスタムするのだ。栄養剤みたいなものを注入し自分好みにしていく。mintで新しく靴を作り出すことも可能だ。そうしてできた靴を履いて(空間の中で)、実際に歩いたり走ったりすのである。私はランニングはしないので靴の種類はジョガーと呼ばれる速度4キロから10キロまでの間でパフォーマンスを発揮する靴を履いている。このメタバース空間の代表でstepnとcaloがあるのだが、私は最初stepnで始めたが使われるブロックチェーンのBNBとSOLが暴落していたためcaloと併用したのだ。caloはfit通貨が使われ安定していたように見えた。いずれにしてもやり始めたころは20万えんくらいの靴を買って1日5万円くらい行く日もあったので最初の1か月はぼろもうけだった。しかし、ウオーキング中、縁石につまづきろっ骨を2本骨折した時に時間が空いてしまいなまけ癖がついた。久しぶりにアプリを開いてみるとすべての通貨が暴落しており1日5キロ歩いても1500円程度まで稼げるお金は暴落していたのだ。現在ではどんなにいい靴を履いても1日100円も行かない。当時高い通貨で買った靴はただの飾りだ。ただ、この空間はリアルにもつながるので早歩きで健康は手に入れることができる。実際私も2年間で10キロ以上は減量した。そうして歩いて稼ぐことからは遠ざかったある日、たまったfit通貨、4万円くらいはあったと思うが、こいつを日本円に換金しようとしたらcaloのアプリが飛んだのだ。画面は真白、紐づくメールから入っても入れない。海外アプリのあるあるだった。これが怖いのである。幸いにも何十万円も入っていなかったのであきらめることのしたが、この手のメタバースアプリケーションには注意が必要だ。今日からはstepn一本でのんびり回収に入ります。

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